
バイト先の店長が怖いんです…
現役ドラッグストアの店長をしていますNaminoです!
先日SNSを見ているとこんな投稿を目にしました。
も〜〜〜〜バイト先めちゃくちゃ人手不足だし店長怖いし辞めてえよ〜〜〜〜〜〜
— じんるいちゃん (@para18_pasuta) November 19, 2020
店長怖いんだよな…HPはあんまり減らしたくない。
— 勇者ああああ(2P) (@pm_aaaa2p_bot) November 19, 2020

やっぱり店長って怖がられているんだなあ…
こちらの投稿のように怖い店長に怯えながらバイトをしている人も多いと思います。
- うわあ…今日のシフト被った…
- 今日のご機嫌は、、良いのかな?悪いのかな?
- 次は何のミスで怒られるんだろう…
こんなことを考えながら働くバイトは楽しくないですよね。
楽しくないだけでなく
「キツイ」「バイトに行きたくない」「辞めたい」
そんな考えに陥ってしまいます。
せっかくバイトで働くのであれば、せめて楽しく働きたいと思う人も多いはず。
そこで今回はバイト先の店長が怖いと思う場面とバイトを辞めようと思ったときの対処法について現役ドラッグストアの店長が解説していきます!

店長が怖すぎて仕事を辞めた経験者が語るんだから間違いないな!
バイト先の店長が怖すぎる…怖い店長の特徴を7個上げていきます!
バイト先の店長ってなんでこんなに怖いんでしょうか…
冒頭でお話した通り、私は転勤先の店長が怖すぎて仕事を辞めた経験があります。
【怖すぎるよ店長…】
これは実際に私が言われたことがある厳しすぎるお言葉です…
「なんでそんなに仕事できないの?」
「Namino君って仕事始めて何年目?ふ~ん、なのに仕事できないね」
「こんなに仕事ができない社員見たことないよ?」
言葉攻めでねちねちと執拗に追い詰めてくるタイプでした…
おかげで若干の鬱になりかけ、最終的には退職してしまったのです。
私の場合は言葉で攻めてくるタイプでしたが、ほかにどんなバイト先の怖い店長がいるのでしょうか?
私の今までの経験やほかの方の経験をもとに、「怖すぎる店長」の特徴を挙げていきます。

店長が怖すぎるんなら仕事辞めたっていいんだからな!
特徴① 怒鳴り散らす
「なにやってんだごらああ!!!」
「お前ちょっと裏に来いや」
「お前いつもいつも迷惑ばかりかけやがって!!!」
うわあ、今日も怒鳴り声が聞こえる…
それが日常茶飯事になっちゃっている職場はありませんか?
仕事で働いていて怒鳴り散らす店長…怖すぎます。
特徴② 細かすぎる
- 商品の陳列方法は○○○で
- 昨日お願いした仕事のここの詰めが甘いからもっと細かくやって
- お会計のお札の数え方が…
細かすぎる店長も怖いですよね。
求められている仕事のクオリティが高すぎるので、何をやっても怒られてしまい、仕事をするのがどんどん怖くなってしまいます。
私の場合は基本的に仕事が雑だけど早い特徴があるので特に相性が悪かったというケースもあります。

こういう店長は最初は耐えるのが肝心だぜ!
店長のやり方が一度身についてしまえば後々は楽になってくるのですが、この先数年間も一緒に働くことを考えると疲れてしまいますよね…
特徴③ 人によって態度を変える

あの店長自分にだけやたら厳しくて、他の人には甘いのなんでだろう…
同じ仕事の内容をこなし、同じような結果になったとしても自分と他のバイトの従業員で接する態度が異なっていると「自分は嫌われているのではないか?」と心配になりますよね。
特に他の従業員にはニコニコ話したり挨拶もするのに自分にはしてくれなかったらもう不安で仕方なくなります。
【怒られたのは自分のせい?】
今日も店長に怒られた。凹んじゃうなあ…けどきっと
- 自分に非があるに違いない
- 店長と話す時の態度や言葉がいけなかったんだ
- これも人生経験の1つだから耐えよう
このように怒られた理由は「きっと自分が悪かったんだ。だから怒られて仕方がない」と思ってはいませんか?
基本的に理不尽に怒る人というのは何をしても怒ってきます。
正しくレジをマニュアル通りに打っても、みんなと同じように商品を陳列しても、元気に挨拶をして従業員とコミュニケーションをとっていたとしても、あなたの何かが気に食わずに怒ってきます。
つまり怒られる原因はあなたではなく、店長の機嫌でしかありません。
自分を必要以上に追いつめすぎないでくださいね。

自分が悪い、自分のせいだ…そう思っちゃうあなたはきっと優しい人なんだな!
特徴④ 責任を取ってくれない
私がまだ新入社員で仕事がまだ全然わかっていない頃、レジで他の従業員が商品の値引き忘れをしたとお客様からクレームがありました。
当然私はその後の処理方法などわからずただひたすらに謝るばかり。
だから店長を読んで対応をしていただこうと思ったのです。
「店長お客様からがレジでお怒りです。至急レジまで来てください」
「て、店長…レジまで来てください」
「て、て、て、店長…。聞こえてる?」

全く店長が来て対応してくれなかったんだぜ…
結局謝りっぱなしの私を見かねてお客様が「もういいよ。君が間違えたんじゃないからね。次は気を付けるよう伝えておいてくれるかな?」と怒りを静めてくださいました。
店長呼んだのに…と思いつつ、この出来事を店長に伝えると
「なぜ俺がミスしたわけじゃあないのにクレーム対応しなくちゃいけないの?」
と言われ開いた口がふさがりませんでした…
最終的な責任を負ってくれない店長も違う意味で怖いですよね。
特徴⑤ 人に厳しく自分に甘い
従業員や部下には異常に厳しいのに自分には甘々な店長もいます。
まだ新入社員時代に「お前は新入社員なんだから仕事が始まる30分前には絶対に来い!」と店長に言われたのに仕事が始まるギリギリに出勤してしまったことがあります。
その時は1時間以上も怒鳴り散らされました。
しかし、店長は頻繁に遅刻しているのにも関わらず「ごめんごめん。寝坊して遅れっちゃったー」と遅刻してもいつもヘラヘラ…

真面目に働くのがあほらしくなるぜ…
特徴⑥ 人相が悪い
- 人相が良い人が怒る
- 人相が悪い人が怒る
どちらが怖いですか?という質問は聞くまでもありませんよね。
人相はその人が持って生まれたものなので変えようもありませんが、やっぱり人相が悪い人というのは怖いです。
特徴⑦ みんなの前で怒る
例えばレジ打ちをミスしてしまったことを店長に伝えたときに「次は気を付けてね!」と直接自分だけに言ってくれるのであればきちんと反省して二度同じミスをしないと素直に受け入れられると思います。
- こいついっつもミスしやがるんです
- そういえば○○君が前もミスしてねえ…
- あいつって本当に使えない従業員だよな
と他の人だけでなく自分がいないときに悪口を言われていると安心して仕事もできませんよね。
自分がミスしたことを他の人の前で怒ることで「店長としての仕事」をアピールしているのだと思いますが、これも怖い店長の特徴の1つです。

人間性を疑うような店長ってマジでいるよな
ちなみにこれまで挙げた「怖い店長」の特徴ですが、実際に私が勤務したお店の店長で当てはまる人がいました。
- 店長とシフトが被っていると憂鬱で仕方がない
- 店長がお店にいない日は天国のよう!
- 店長が怖すぎて怯えながら毎日仕事をする
店長が怖くて怖くてストレスを抱えながら働いているうちに最終的には「鬱」の一歩手前のような状態になってしまったのです。
【鬱の症状とは?】
鬱は仕事や日常生活で強いストレスを抱えた状態が続くことでなる精神的な病の1種です。
その症状とは
- 仕事や日常生活で何をするにおいても気力が沸かない
- いつもできていたことが何もできなくなる
- 悲しいことがあったわけでもないのに涙が止まらなくなる
- 明日の仕事のことを考えると動悸や体が震えてくる
最初は「仕事が嫌だなー」「今日の仕事行きたくないなー」くらいの精神的な不調だったのに次第に身体的な不調が表れてくるのが鬱の症状の特徴です。
もし先ほど挙げた鬱の症状に少しでも心当たりがある人は症状が悪化する前に仕事を変えるべきだと私は鬱を経験して思います。
では店長が怖くて怖くて仕方がない時にどうすれば乗り越えることができるのでしょうか?
同じ店長という立場の私が店長だからこそ知っている乗り越え方をご紹介します。

店長という立場だからこそ乗り越え方も知っているんだぜ!
怖すぎるバイト先の店長を上手に乗り越える方法を現役店長が教えます!
バイト先の店長が怖いから毎日を怯えながら仕事をする。
そんな人生はまっぴらごめんですよね。
上手に乗り越えながら仕事をする方法をご紹介します。
方法① 店長に合わせる
怖い怖い…と思うものの店長も一人の人間です。
自分のことを好いてくれたり、話しかけてくれるとやっぱり嬉しいもの。
・思い切って飲みや食事に誘ってみる
・仕事のことをたくさん質問する
怖いからと言ってこちらから距離を取ってしまうとどんどん怖い存在になってしまいます。
勇気を出してあなたの方から歩み寄ってみましょう!
方法② 味方を見つける
店長のことを怖いと思っている従業員はあなただけではないかもしれません。
- パートの奥様方
- 同じバイトの従業員
- 店長以外の社員
など、あなたが店長のことを怖いという話をしてみると意外と仲間がいっぱいいると思います。
【仲間を作れば働きやすくなる】
なにやってんだよこらあ!っと店長に怒られてもあなたの仲間がいれば
- 最近店長の機嫌が悪いからね
- そんなのミスのうちに入らないよドンマイ!
- みんなあなたの味方だから気にしないで
という声をかけてくれやすくなります。そうなると職場で働きやすくなります。
憂鬱な仕事がちょっとだけでも楽になるので積極的に悩みは従業員の方に打ち明けておきましょう。
方法③ 「耐える」練習だと思う
この先人生はかなり長いもので今の職場を仮に辞めたとしても行く行くは必ずどこかで働かなければいけないでしょう。
- 取引先の上役
- 交友関係
- 仕事での付き合い
などでこれから先も様々な人と出会っていきます。
その出会う人の中には今の店長よりも「怖い人」や「近寄りがたい人」もいます。
しかし、そういう人と話さなければならない時もきます。
ただし我慢のしすぎは要注意。
先ほど私が鬱になった時の経験談をお話した通り、店長が怖くてもがんばって働いていると心の不調だけでなく身体的な不調も表れてしまうかもしれません。
そうなる前にバイト先を変えることをおすすめします。
【バイトが辞め辛い方へ】
- 自分が辞めると他の人に迷惑がかかる
- 今までお世話になった人に悪い気がする
- 仲の良かった従業員と会えなくなるのが辛い
優しい性格の持ち主のあなたです。きっとこのような考えからバイトを辞めることを躊躇しているのではありませんか?
しかしこのまま働いていると鬱になる可能性は非常に高いです。
私の経験談ですが、鬱を克服するのは精神的にも体力的にも非常に辛い経験をします。
☒ 何もできない自分に失望する
☒ 毎日ずっと泣いているだけになる
☒ 自分を追いつめてしまいもう一度社会復帰するまでにかなりの時間を要する
などできるのであればストレスの素を断ち、鬱になるまえにバイトを辞めることをおすすめします。
仕事を辞めようかという相談をするのもしにくいのであれば「次のバイトが見つかった」と言えばすんなり辞めることもできます。
こちらの記事であなたが自分にぴったり合った職場探しのお手伝いをさせていただきます。
バイト先の店長が怖いのであれば克服するかバイト先を変えることを検討することをおすすめします
最後に店長のことが怖いからバイトを辞めたいときの正しい辞める方法を教えます。
① 次の職場を探す
② 退職の意向を伝える
③ 勤務最終日までしっかり働く
特に店長が「怖い」や「嫌い」であればなおさら正しい順序を踏んで辞めるべきです。
こちらの記事以外にもバイト先の店長が苦手…という方に向けた記事があるので合わせてご覧ください。
コメント